独創的な人生論 - 本のメモ - 変な人が書いた成功法則
- 作者: 斎藤一人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/04/18
- メディア: 文庫
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人というものは、どうしてだか知らないけれど、他人の欠点ばかりに目がいってしまう。他人の自己重要感を満たそうとしない。奪うことばかり考えるのです。
他人に自己重要感を与えることができないのは、自分が完璧な人間だという自信がないから。
戦をするとき、相手は鉄砲を持っているのに対して、あなたは何一つ武器を持っていないとします。そんなとき、あなたはどうしますか。
相手の鉄砲をとろうとするでしょう。
相手の向きをとること。それは。相手が持っている「よいもの」を見つけて褒めるということです。
確かにこのような考え方をもっていれば、例えば自分がベンツに乗っている時でさえドヤ顔している暇はなく、
「もっと他人に自己重要感を与えなければ!」と思うはずです。
そして更に凄いのが、これを実際に行う場面を想像いただければわかると思うのですが、
例えば自分の務める会社の社長から、「君、バリュー発揮してるね」などと言われたらめちゃくちゃうれしいわけです。
つまり、いい武器を持っていればいるほど他人に自己重要感を与えやすくなり、より多くの人を幸せにしていける能力をもつというわけです。
あと、個人的に面白かったところは下記二箇所(笑)
彼女自体があなたにとって最高のアクセサリー。
男は自分がおしゃれしたり、金のネックレスをするお金があったら、彼女に指輪やネックレスを買ってあげなさい。結婚すると男性は自分の奥さんのことをお母さんと呼んだりママと呼んだり、お小遣いをねだったりしますね。
だからあなたが、本当に男性にモテたいと思ったらお母さんになったつもりで彼の悪いところや、いけないところをどんどん注意してあげてください。
大きな目標をたった1つもつのです。そして、その目標を決して人に口外しないことです。
その目標をだれにも言わずにいると、緊張します。誰かに言いたくて、言いたくて、たまらないけれど、絶対に言わないのです。
するとそのうちフラストレーションが溜まります。このフラストレーションを溜め込めば、それはあなたにとって偉大なエネルギーとなるのです。
はい、ごちそうさまでした。